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「ニュー・サウンズ・イン・ブラス」(New Sounds in Brass)は、さまざまな音楽を吹奏楽に編曲した楽譜およびCDのシリーズである。 1972年の第1集発行以後1976年を除く毎年リリースされ、楽譜集39集と、特別企画としてCD6枚が発売されている。楽譜はヤマハミュージックメディアより、CDはEMIミュージック・ジャパン(1972年の第1集のみCBSソニー)より発売されている。音源の収録に際しては岩井直溥の指揮で東京佼成ウインドオーケストラが演奏している(ただし、第26集・第39集では指揮を執っていない)。収録の際にゲストとして猪俣猛、そうる透、オリタノボッタ、数原晋、エリック宮城、中川英二郎らが参加している。 主なアレンジャーとして岩井直溥の他に、現在は真島俊夫、星出尚志、森田一浩、天野正道、鈴木英史らが中心となって活動しており、以前は久石譲、浦田健次郎、小野崎孝輔、東海林修、佐橋俊彦、横内章次、宮川彬良なども編曲を手がけたことがあった。 「アフリカン・シンフォニー」「オーメンズ・オブ・ラヴ」「宝島」など、ニュー・サウンズの演奏・楽譜により吹奏楽のレパートリーとなった曲も数多い。 == 歴史 == *1972年 - 第1集を発売。当時発売された音源はLPレコードであった。 *1975年 - 4集にて初めて東京佼成ウインドオーケストラが録音を担当する。 *1987年 - 15集にて初めてCD版を発売(LP版も併売)。 *1988年 - 16集にてLP版がなくなり、カセットテープ版が発売される(カセットテープは16・17集のみ)。 *1997年 - 25周年を記念して、企画版「ニュー・サウンズ・スペシャル」を発売。 *1998年 - 企画版「ニュー・サウンズ・スペシャルII」を発売。 *1999年 - 企画版「ニュー・サウンズ・レア・トラックス」「ニュー・サウンズ・イン・ブラス・スタンダース」を発売。 *2000年 - 企画版「ニュー・サウンズ・ニュー・サウンズ・イン・ブラス フィーチャリング須川展也」を発売。 *2003年 - 31集にてコピーコントロールCD (CCCD) 化される(CCCDでの発売は31集・32集のみ)。 *2006年 - 企画版「ベスト・ニュー・サウンズ・イン・ブラス100」が発売される。 *2012年 - 企画版「ニュー・サウンズ・イン・ブラス・スーパー・ベスト」が発売される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニュー・サウンズ・イン・ブラス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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